一人暮らしをしていると、調味料を使い切れずに余らせることはありませんか?
必要だと思って買ったのに、数回使っただけで冷蔵庫の奥に眠っている。同じような調味料が増えて、何がどれだけ残っているのかもわからなくなる。
そんなときは、一度調味料の種類を見直してみるとよいかもしれません。
僕が普段使っている調味料は、塩、ブラックペッパー、醤油、白だし、酢、片栗粉、オイル、味噌の8種類です。特別な料理用の調味料はほとんど持っていませんが、普段の食事で困ることはありません。
大切なのは、持つ種類の数ではありません。自分の料理に必要なものを把握して、無理なく使い切れる状態にすることです。
この記事では、調味料が増えて起こる問題と、増やさないための工夫、使い切るための整理方法を紹介します。
リュール調味料を減らすと、料理の幅が狭くなりませんか?



基本の調味料を組み合わせれば、味付けの幅は意外と出せます。この記事の後半で、僕の例を紹介しますね。
調味料を増やしすぎると起こる3つの問題
調味料は料理の味を広げてくれる便利なものです。ただ、種類が増えるほど管理の手間も増えます。
使い切れないまま残る
一人暮らしでは、1回の料理で使う調味料の量が少なくなりがちです。
特定の料理のために買ったソースやスパイスは、その料理を頻繁に作らなければ減りません。たくさんの種類を少しずつ使うより、よく使うものを中心にしたほうが、使い切りやすくなります。
残量や保存状態がわからなくなる
種類が増えると、何を持っているかを覚えきれません。奥にしまったものを忘れて、同じものを買ってしまうこともあります。
開封後の保存方法や期限の確認も必要になります。調味料が少なければ、残量を確認しやすく、買い足す時期も判断しやすくなります。
調味料代が無駄になりやすい
調味料を買うこと自体は無駄ではありません。問題は、使い切れないものを繰り返し買ってしまうことです。
1本ずつの値段が安くても、使わずに処分すれば、その分のお金が無駄になります。
僕が普段使っている調味料は8種類
現在、僕が日常的に使っているのは次の8種類です。
| 調味料 | 主な使い方 |
|---|---|
| 塩 | 素材の味を生かす基本の味付け |
| ブラックペッパー | 香りや辛みを加える |
| 醤油 | 和食を中心とした味付け |
| 白だし | だしのうま味を加える。汁物など |
| 酢 | 酸味を加える。たれを作る |
| 片栗粉 | とろみ付け、料理の下ごしらえ |
| オイル | 炒め物、サラダなど |
| 味噌 | 味噌汁を中心とした味付け |
この8種類で、すべての料理が作れるわけではありません。本格的な洋食や中華、お菓子作りには、別の調味料が必要になります。
ただ、普段の料理で使うものを考えると、僕にはこの8種類がちょうどよいバランスです。
大事なのは、誰かの持ち物をそのまま真似しないことです。自分がよく作る料理から逆算して、必要なものを残します。
調味料を増やさず料理するための3つの工夫
最近の僕は、専用の調味料を買うより、手元のものを組み合わせて味を作るほうが性に合っています。具体的な3つの例を紹介します。
めんつゆは醤油と白だしで代用する
めんつゆは、麺料理だけでなく煮物にも使える便利な調味料です。僕の実家でもよく買っています。
ただ、醤油と白だしがあるなら、別に買わなくてもよいのではと考えるようになりました。僕は醤油に白だしを加えて、めんつゆに近い味を作っています。
市販のめんつゆと同じ味にはなりません。それでも、だしの風味を生かしつつ、自分好みに調整できるのが気に入っています。味が濃ければ、水で薄めて整えます。
専用の調味料が1本減るだけで、冷蔵庫の管理は少し楽になります。
なお、白だしには砂糖などを含む商品があります。組み合わせたからといって、糖類を避けられるわけではありません。
ドレッシングはオイルや醤油、酢で工夫する
僕はドレッシングが好きです。ただ、今は市販品を何種類もそろえず、手元の調味料で済ませています。
たとえば、サラダにオイルをかけるだけでも食べられます。醤油と酢を合わせれば、酸味のあるさっぱりしたたれになります。
柑橘果汁を使う一般的なポン酢しょうゆとは別物ですが、ポン酢風の味付けとして楽しめます。酸味や醤油の濃さも、料理に合わせて変えられます。
市販のドレッシングには、手軽さも味のよさもあります。それでも、よく使う手元の調味料で済ませれば、持つ種類を抑えられます。
インスタント味噌汁から普通の味噌に切り替える
以前の僕は、インスタント味噌汁を使っていました。お湯を注ぐだけなので、手軽さは大きな魅力です。
最近は、食費を抑えたいことと、味の濃さを自分で調整したいことから、普通の味噌を買っています。インスタント味噌汁もお湯の量で濃さを調整できますが、普通の味噌なら、使う味噌そのものの量を決められます。僕は塩分も気にしているので、自分で味付けを調整できる点が気に入っています。
ただし、インスタント味噌汁のほうが必ず塩分が多いとは言えません。食塩相当量は、商品や一食分の量で変わります。普通の味噌でも、たくさん使えば塩分は増えます。
また、僕は夏場にあまり味噌汁を飲みません。味噌を買う量も、食べる頻度に合わせて考える必要があります。
手軽さを取るか、費用や味の調整を取るか。自分の生活に合う方を選べばよいと思います。



専用の調味料を買わずに、手持ちで味を作るということですね。



はい。同じ味にはなりませんが、自分好みに調整できるのがいいところです。
砂糖・みりん・料理酒を常備していない理由
僕は今、砂糖、みりん、料理酒を常備していません。買って後悔したわけではなく、今の僕の料理には必須ではないと感じているからです。
普段から糖分をとりすぎないよう意識していることも、理由の一つです。自宅で作る料理では、甘みを加えるかどうかを自分で決めたいと思っています。
ただし、この3つは役割がそれぞれ違います。まとめて「糖分の多い調味料」と考えるのは正確ではありません。また、使わなければ健康的な食事になる、というものでもありません。
僕の場合は、必要性の低いものを常備しないことで、無理なく続けられています。
一人暮らしで調味料を使い切る整理方法
調味料を減らすために、最初から8種類を目指す必要はありません。まずは、今の手持ちを整理してみましょう。
よく使うものと、ほとんど使わないものを分ける
冷蔵庫や棚にある調味料を、いったん全部出して確認します。日常的に使うものと、特定の料理にしか使わないものに分けてみてください。
迷ったときは、次の3点を確認します。
- 最近、その調味料を使った料理を作ったか
- 別の調味料で近い味を作れないか
- 使い切ったあとも、同じものを買いたいか
使用頻度が低くても、好きな料理に欠かせないなら残して構いません。目的は減らすことではなく、使わないものを増やさないことです。
買い足す前に、手持ちで代用できるか考える
新しいレシピを見ると、書かれた調味料を全部買いたくなります。その前に、一度考えてみてください。
本当に必要なのか。すでにあるもので、近い味を作れないか。
前の章のめんつゆやドレッシングも、この考え方から生まれました。もちろん、専用の調味料が必要な料理もあります。目的や求める味に応じて判断しましょう。



代用するか買うかは、どう決めればいいですか?



まずは今ある調味料で近い味を作れないか考えてみるといいですね。必要だと感じたものだけ買えば、無理なく種類を抑えられます。
使い切れる容量を選ぶ
種類だけでなく、容量も大切です。大容量は単価が安いことがありますが、使い切れなければ得とは言えません。一人暮らしなら、使う頻度に合わせて小さいサイズを選ぶのも一つの方法です。
開封後の保存方法は、商品ごとに決まっています。賞味期限だけでなく、開封後の扱いも確認しておきましょう。
食品や日用品のストック量も見直したい人は、備蓄と買い溜めの違いを整理した記事も参考にしてみてください。


調味料を減らすときに気をつけたいこと
調味料の種類が少ないことと、健康的な食生活は別の話です。
醤油、白だし、味噌は食塩を含みます。種類が少なくても、使う量によっては塩分をとりすぎることがあります。白だしには、砂糖などを含む商品もあります。
塩分や糖類が気になるときは、原材料表示と栄養成分表示を確認しましょう。栄養成分表示では食塩相当量を確認できます。一方、糖類の表示は任意のため、記載されていない商品もあります。
種類を減らす目的は、管理を楽にすることです。栄養面は、使う量や食事全体も含めて考えましょう。



調味料が少ないだけで、体にいいわけではないんですね。



そのとおりです。僕も、減らすのは管理のためだと考えています。
まとめ|調味料は使い切れる種類だけ持てばいい
調味料は、多いほど料理が豊かになるとは限りません。一人暮らしなら、使い切れないものを増やすより、普段使うものを絞ったほうが管理しやすくなります。
僕は8種類で、醤油と白だしでめんつゆに近い味を作り、オイルや酢でドレッシング代わりにしています。専用の調味料をたくさん買わなくても、普段の料理は十分に楽しめると感じています。
8種類がすべての人に合うわけではありません。料理が好きで、いろいろな味を楽しみたい人は、もっと多くて構いません。
大切なのは、自分が何をよく作り、どの調味料を実際に使っているかを知ることです。
まずは冷蔵庫と棚の調味料を、一度並べてみてください。使い切れないものを買わない。それだけで、キッチンの管理は少しずつ楽になります。









