「あと〇〇円で送料無料」
ネット通販で、こんな表示を見たことはありませんか?
送料を払うくらいなら、同じ金額で何か買ったほうが得に感じますよね。
しかし、送料無料のためだけに不要な物を買うのは、本末転倒です。
送料は減っても、使わない物が増えれば節約にはなりません。
僕自身、以前はコードや有線イヤホンを買い足し、結局使わずに後悔しました。
この記事では、買い足しが損になりやすい理由と、無駄買いを防ぐ判断のしかたを紹介します。
リュールあと少しで送料無料なら、何か買い足したほうがお得な気がします。



その気持ちはわかります。ただ、大切なのは送料を無料にすることではなく、必要な物だけを買うことです。
送料無料のために買い足すと損になりやすい理由
送料が無料でも、支払総額が減るとは限らない
送料が無料になることと、買い物の総額が安くなることは別の話です。
次のような買い物で考えてみましょう。
| 買い方 | 商品代金 | 送料 | 支払総額 |
|---|---|---|---|
| 必要な商品だけ買う | 3,000円 | 450円 | 3,450円 |
| 800円の商品を追加する | 3,800円 | 0円 | 3,800円 |
※金額は説明用の仮定です。実際の送料や送料無料の条件は、店舗や注文内容によって異なります。
この場合、送料を払ったほうが350円安く済みます。
追加した商品が本当に必要なら、買い足す意味はあるでしょう。
しかし、送料を無料にするためだけに選んだなら、話は変わります。
送料の450円は浮いても、支出全体では350円増えているからです。
まずは送料の有無ではなく、支払総額で比べましょう。
「いつか使うから」「前から欲しかったから」にも注意
買い足す商品を探していると、こんな考えが浮かびがちです。
「今すぐは要らないけど、いつか使うかもしれない」
「前から欲しかったし、この機会に買っておこう」
ただ、僕は欲しい物は時間とともに変わると感じています。
欲しい物リストに入れていても、あとから必要を感じなくなることがあります。
今本当に欲しい物がひとつなら、それだけを買えば十分です。
別の物が必要になったら、そのときに改めて買えばよいと思います。
その分の送料がかかっても、不要な買い物を防げるなら、長い目で見て合理的な場合があります。



欲しい物リストに入れていた商品でも、買い足さないほうがいいのでしょうか?



リストにあるかどうかより、今も本当に欲しいかどうかを優先したいですね。欲しい気持ちは変わるものですから。
送料無料だけでなく、普段の買い物そのものを見直したい方は、無駄遣いを減らす買い物の5つの原則も参考にしてみてください。


まとめ買いで増えた物をどう管理するか迷う方は、備蓄と買い溜めの違い・適正なストック量の考え方も参考にしてください。


僕も買い足して後悔した経験がある
コードや有線イヤホンを買ったものの、使わなかった
以前、ネット通販で送料無料の条件を満たすために、コードや有線イヤホンを買い足したことがあります。
当時は「コードなら何かに使うだろう」「有線イヤホンも持っていれば役立つかも」と考えていました。
さらに、送料を払うくらいなら、物を買ったほうが得だと思っていました。
ところが、結局どちらも使いませんでした。有線イヤホンは手放しています。
振り返ると、普通に送料を払ったほうが安く済んでいました。
不要な物は、買ったあとにも手間がかかる
使わない物の問題は、購入代金だけではありません。
置き場所が必要になり、どこにしまったかも覚えておく必要があります。
使わないなら、いずれ処分の手間もかかります。
ミニマリズムでは、物の数だけでなく、管理にかかる時間や手間も大切な視点です。
送料を節約したつもりで管理する物が増えるのは、暮らしを軽くする目的から離れてしまいます。
この経験から、送料を節約するより、不要な物を買わないことが大切だと考えるようになりました。
送料は無駄なお金ではなく、配送への対価でもある
重い物や必要な物なら、送料を払う価値もある
僕自身、普段の買い物では基本的に送料を払っていません。
ただし、送料を無料にすることだけが目的ではありません。必要な物を、納得できる条件で購入したいからです。
送料は、商品を届けてもらうサービスへの対価でもあります。
たとえば、飲料水のような重い物を自宅まで運んでもらえるのは、大きな価値です。
自分で運ぶ手間と時間を考えれば、送料を払って納得できる場面もあるでしょう。
必要な物を買うために送料がかかるなら、それは無駄な出費とは限りません。



送料って、できれば払いたくないお金ですよね。



そうですね。ただ、送料を単なる損失ではなく、サービスの費用として考えると判断しやすくなります。
ネット通販と実店舗は、柔軟に使い分ける
僕は以前より、Amazonを使う機会が減りました。
日用品は、実店舗のほうが安いと感じることがあるからです。
日用品はほかの買い物のついでに買うことが多く、外出が運動にもなっています。
飲料水の定期配送も便利に感じていましたが、飲む量が変わるため、僕には必要なときに買いに行く方法が合っていました。
一方で、ネット通販をやめたわけではありません。
ガジェットやゲーム、本などは、ネットで買うこともあります。本は楽天ブックスを使うことも多いです。
どちらかに決めつけず、そのとき必要な物を、納得できる条件で買う。
それくらい柔軟なほうが、無理なく続けられると思います。
まとめ買いは悪いことなのか?
まとめ買いそのものは、悪いことではありません。
たとえば、いつも同じ洗剤を使っているなら、まとめ買いは合理的です。
確実に使う物なら、買う手間や探す手間も減らせます。さらに、単価や送料を含む支払総額が安くなるなら、経済的なメリットもあります。
ただし、次の点は確認しておきたいところです。
- 保管スペースに無理なく置けるか
- 使い切れる量か
- 生活が変わっても使い続けそうか
価格が安いというだけで大量に買うのは、おすすめしません。



まとめ買いも、必要な物なら問題ないということですね?



そうです。使うことが決まっていて、無理なく保管して使い切れるなら合理的です。送料無料のための買い足しとは、分けて考えたいですね。
送料無料まであと少しのとき、確認したい3つのこと
「あと少しで送料無料」と表示されたら、購入前に次の3点を確認してみてください。
- 送料が無料にならなくても、その商品が欲しいか?
送料無料でなければ買わない物なら、見送る理由になります。 - 送料を払う場合と買い足す場合で、総額はいくら違うか?
追加する商品の代金も含めて比べましょう。必要なら実店舗の価格も確認します。 - 追加する商品を、いつ何に使うか言えるか?
「いつか使う」ではなく、具体的な用途と時期を考えます。置き場所や使い切れる量も判断材料です。
3つのうち、ひとつでも答えに迷うなら、すぐに買い足さず、一度考えてみましょう。
急がない買い物なら、ほかに必要な物ができるまで注文を待つ方法もあります。
反対に、待つと困るなら、送料を払って買う選択もあります。
送料無料にすることを、買い物の目的にしない。
これが、無駄買いを防ぐ基本です。
まとめ|送料を節約するより、不要な物を買わないことが大切
送料無料は魅力的な条件です。
しかし、そのために必要のない物を買えば、結果的に損をすることがあります。
僕も以前は、コードや有線イヤホンを買い足して後悔しました。
欲しい物は、時間とともに変わります。
だからこそ、今本当に必要な物を、必要なときに買えば十分だと考えています。
もちろん、計画的なまとめ買いや、ネット通販の便利さまで否定する必要はありません。
送料を払うことより、使わない物にお金を払うことのほうが、もったいない。
次に「あと少しで送料無料」と出たら、まず3つの確認を試してみてください。









