12月は特別な予定がなくても忙しく感じる月です。
その原因は、タスクの多さではなく 「決まっていないことが多すぎる」 から。
そこで僕が実践して効果が大きかったのが、
年末をシンプルに整える「ミニマルスケジュール」 です。
年末にバタバタする理由は「タスクの曖昧さ」にある
年末が忙しくなる理由は、次の3つに集約されます。
- やらなきゃいけない気がする未完タスクが多い
- 何から手をつけるか決まっていない
- 年内という期限がプレッシャーになる
特に厄介なのが、曖昧なタスクを抱え続けること。
「大掃除しなきゃ」「仕事を片付けなきゃ」など、定義が曖昧なほど脳内メモリを消費し、焦りが増えていきます。
僕が実践する「ミニマルスケジュール」とは？
年末のバタバタを避けるため、僕が最初にやったのは予定を増やすことではなく、減らすことでした。
結論、やることはこの3つだけです。
① 手放すことを3つ決める
年末は「やることを増やす」イメージが強いですが、
最初に決めるべきなのは やらないことです。
例として僕が実際に手放したものは
- 12月は新規案件を受けない
- 大掃除は「風呂」など1箇所に絞る
- 忘年会は“行きたいものだけ”にする
これだけでも、12月の負荷がかなり軽減されました。
② やらない家事を1つ決める
家事は毎日あるタスクなので、ここを削ると体感的な軽さが一気に増します。
例えば
- 平日の料理は作り置きだけ
- 洗濯物は週2回にまとめる
- 掃除はロボット掃除機に任せる
「1つやらないだけ」で驚くほどラクになります。
③ 年内にやる1番のテーマだけ決める
年末はToDoが増えがちですが、
実際に必要なのは たった1つの優先テーマだけです。
僕の場合は
- 仕事部屋の環境改善
（デスク整頓、ケーブル整理、本棚の見直し）
これを1番に決めたことで、他のタスクに振り回されなくなりました。
ミニマルスケジュールが年末に向いている理由
ミニマルスケジュールは、次のメリットがあります。
予定の優先順位が明確になる
曖昧なタスクが減るので、何をすべきか瞬時に判断できます。
心の焦りが消える
年末特有のやり残し感が自然と小さくなる。
思考の余白が生まれる
12月こそ、来年に向けて考える時間が必要。
詰め込みすぎると、その余白がなくなります。
フリーランスとして活動している今、
「年末こそスケジュールに余白を作るべき」 だと強く感じています。
年末こそ整える時期にするのがおすすめ
昔の僕は「12月＝片付ける月」だと思っていました。
でもミニマルスケジュールを実践して気づいたのは、
12月は「整える月」にした方が翌年がスムーズに始まる
ということ。
- 焦らない
- 無理しない
- やることを絞る
この3つができるだけで、年末は驚くほど穏やかになります。
まとめ｜ミニマルスケジュールで年末のバタバタから解放されよう
最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
✔ 年末にバタバタする原因
- タスク自体より曖昧な未完タスクが多いから
✔ ミニマルスケジュールの3つのポイント
- 手放すことを3つ決める
- やらない家事を1つ決める
- 年内にやる1番のテーマを決める
✔ ミニマルにするメリット
- 心に余白が生まれる
- 優先順位が明確になる
- 焦りが減る
12月は忙しくなるのが当たり前…と思いがちですが、
実はスケジュールの設計さえ変えれば、年末はもっと穏やかに過ごせます。
今年こそ「バタバタしない12月」にしたい方は、ぜひ試してみてください。
